スピリチュアルへの道

◎スピリチュアルへの道

あるヨギの自叙伝

今から20年ほど前に目に見えないエネルギーの存在を私は意識し始めました。

・精神世界
当時は、現在のようなスピリチュアルブームはなく、精神世界という枠組みの中で、書店でも静かに小さなコーナーの一部分にそれは存在していました。
インドの聖者ヨガナンダ著「あるヨギの自叙伝」や「ヒマラヤ聖者の生活探求」などを読むのが好きでした。
もっとも、私が好きだったのは、現象面での物語がほとんどでした。
「花の香を変える行者」、「何もないところから物を取り出すひと」「水の上を歩くことができる人」といった内容が好きでした。なかでも、悟りの道へ入っていくタイガースワミの章はとても気に入っていました。


・レイキ
船井幸雄さんの本で望月俊孝さんの存在を知り、私の母親がレイキ体験会に参加したのがことの始まりでした。
話を聞くと、喘息だった母親が、なにやら実際に体感できる効果があるらしく、私も興味を覚えました。 早速ヴォルテックスのレイキ講習会に参加しました。
『誰でもその日からレイキが使えるようになる!』という宣伝に半信半疑ながら講習を受けていました。
講習後に、水の味が柔らかくなったり、タバコの味が変化したり、実際に家族にレイキの施術をすると膝の痛みが減ったりしました。

現実的な効果があるとわかると、私もレイキヒーラーになったんだ、ということが分かりました。
それからというもの毎日レイキを使用する日々が始まりました。
火傷をしたときにレイキをするとすぐに治って驚きました。
しかし疑問がありました。
「なぜこのようなレイキの存在をほとんどの人たちは知らないのだろう?」
テレビ番組やマスコミで取り上げられることもなく、しかし確かに存在するこの不思議なエネルギーの存在を・・・。

疑問を持ちながらもレイキは実践し続けました。
毎日髭をそるときは必ず剃刀にレイキのエネルギーを流していました。
そうすることによって剃刀の刃が長持ちするからです。
外食した時に出てくる水には必ずレイキのエネルギーで浄化してから飲んでいました。
イヤな水の味がマイルドに変わるのです。
タバコの味を変えて、その持ち主の驚く顔を見ることも趣味的なことになっていました。


・富田流手あて療法
レイキ再興者の臼井氏の弟子、富田魁二氏の著書「富田流手あて療法」は素晴らしい本でよく読んで実践していました。
大正から昭和初期にかけてレイキ実践者は百万人以上存在したようです。
当時は医師免許が不要で治療行為が出来たようで、富田氏の元には難病の患者さんたちがたくさん訪れて治療されていました。
その分類の統計も掲載されており、非常に高い割合で難病が完治していたのも驚きでした。



・レイキな日々
さてさて月日が過ぎていき、私はというと、毎日レイキは実践していたものの取り立てて新しいものには目を向けず、いつかはレイキを使ったような仕事をしてみたいと思っていましたが、静かに過ごしておりました。



・リコネクション
リコネクション2007年の春に母親が「リコネクション」という本を買ってきました。
米国カイロプラクターのエリック・パール氏が著した名作でした。
これまた『誰でもその日からヒーラーになれる!』というのが売り込み文句でした。

リコネクティブ・ヒーリングとリコネクション。
非常に判別しにくい名称だな、と感じました。
ネットでいろいろ調べてみました。
早速、興味を覚えて申し込んでみたが、間に合わず、2007年の秋にリコネクティブ・ヒーリング、2008年春にリコネクションのセミナーを受けることになりました。

当時、これは正直に言って、驚きのヒーリングでした。
私の中では、「レイキで十分!」と信じていたからです。
厳密にいえば、エネルギーの種類が異なるし、またその施術者によっても力量の差があるので、その優劣をつけることは出来ないのだが、その実効性においてはレイキを上回る一面があると感じました。
現実的な効果を見てしまうと、私自身、時流に遅れていたことに気がつきました。
「時間は速く進んできている」と肌で感じました。



・スピリチュアルの再探求
リコネクションのセミナー後は、再び精神世界、否、現在ではスピリチュアルの世界と呼ばれている分野に高い好奇心が湧き起こってきました。
技術の面と知識の面で遅れていた分を取り戻すべく、スピリチュアル関連の書籍をたくさん読みあさり、ワークショップにも参加する日々が多くなりました。


・ブライアンシャイダー
参加したWSの中でブライアン・シャイダー氏の考案したNUAHNというクラスは私に合ったものでした。
DNA&RNAアクティベーションや様々なヒーリングテクニックとともにスピリチュアルな意識の深化の度合いが速まりました。
ヒーリングの根底にあるべき揺るぎない基が固まりました。 その時、過去に抱いていた夢の実現に近づいてきたのだと感じていました。


このころ(現在もそうですが)、ヒーリングの世界において様々手法やテクニックが溢れかえっていした。
”スピリチュアルな真理の探究者”として冷静に、また客観的に考えると非常に混乱しているようにも感じました。

しかしヒーリングにおける本質は、究極的には”自己治癒力のサポート”、これに尽きると思います。
「癒しが起こる」「癒される」といった現象は、ヒーラーが与えるものではなく、ヒーラーはそのきっかけを作る橋渡しにすぎません。 癒
される人の自己回復力が目覚める機会を提供するものだと思っています。


「人生が加速する」
・・・すなわち自分自身を知り、肉体レベル・非肉体レベルの自分を再構築・再統合する為に、さまざまなワークを実践することは大いにその手助けになります。
その気付きを一人でも多くの方に理解していただき、より好い状態・存在へと移行するサポートをするために現在の仕事に従事することになりました。

微力であると思いますが進化の一助になれば幸いだと思っています。

と、このように数年前の自分はプロフィールに書いていました。

◎続きを見たい方はこちら